Difference between revisions of "Event Quest:Virtual Summer Memory"

|text=拾うものには福来る。無駄なもんはありゃしねえ。使えるモンはじゃんじゃん持っていってくれ！　ところでよ。釣り針とか……拾ったりしてねえか？;探し物があるなら、オイが一緒に探してやるぞ！　なに？　自分のを先に見つけてから、だって？　よ、よ、よよよ余計なお世話じゃい！;……大事なモンほど、なくしたと気付いた時には落ち込んじまうよな。だが……なぁに大丈夫さ。戻ってくると信じていれば……きっと、必ず、な！;山の男なのに、なんで海で探し物してるのかってえ？　……オイは海で、大事な大事なモンをなくしちまった。そいつを見つけるまでは戻る訳にはにいかんよ。;おうおうおう、ちょっと匿ってくれぇッ！でっけえ山男が、大声で追い回してくるんじゃ。ワンダーなんとか言って、なんじゃアイツは？;あの鍛冶屋も、何かを探して藻掻いとるように、見えるがよ。とは言え、ちいと極端すぎんか。まあ必死さを言うなら、オイも似た様なもんか……。;どぉッ、なんだ、相撲でもしようってか？がっはははっ、よぉし、なら手加減しねぇぞッ……はっけよい、ふん！　ぬほぉぉ、ソコはぁぁ…っ！;見つけたっ！　これじゃ……って、違うか。ああすまん、光ってるもんを見るとつい、な！　ええっと……そんで……なんの話じゃったかよ。;メモリーリサイクル業務を実行します。情報断片より、有用な資材への交換が可能です。お望みの物をおっしゃってください。よしなに。;外部記憶装置「タマテバコ」は、耐えがたき苦しみの記憶を封じるために造られました。貴方は、処置を望みますか……？;苦しみを和らげるのは、重要な治療行為の１つです。逃避は、決して卑しめられる手段ではありません。さあ、お休みなさい。私めの安らぎの、中で。;もっと笑えばいい、ですか。心傷ついた人々は、向けられた笑顔にさえ痛みを感じる時があります。その傷に配慮し、表情を抑えているのです。;プロトコル・タマテバコと、同系の機構を確認。アクセスを開始します……エラーが発生しました。外部よりメモリー容量を確認できません。;マシンボディ表層への接触を確認しました。この感情は……安らぎ……それとも、拒絶？　それはそれとして接触行動の意図説明を求めます。;サブシステム・竜宮城の主たるオトヒメが持つは悲しみの記憶を封じ、幸福な時間を提供する「役割」。たとえそれが……ひと夏の誤魔化しだったとしても。;竜宮城は、心疲れた人々の為に作られた極楽の地。私は、その代行管理プログラムになります。すべてのお客様へ、安らぎを……よしなに。;断片化したメモリーは、お、俺が再構築して、母様の役に立つものにできるはずだ。上手くいったら…ほ、褒めてくれ、母様……へへっ。;か、母様！　ひ、日焼け止めは塗ったのか？　肌を荒らしちゃいけねえ！？　た、タロス、お前が日陰になれ！　早く、早くっ！;お、俺と母様の「理想の海」だったはずなのに。あいつら、遠慮なくドカドカ入ってきやがって！　……で、でも、それが母様の望みなんだよ……な？;この海に、釣り針なんてあるわけがねえ。……何？　家族の大事なモン？　知るか、そんなの！　……タロス、何もするな。好きに……やらせろ。;まだ何処にもねえ、理想郷のサイボーグ。あいつも、その理想を目指すための試作品……そうだ、技術ってのはそれを追うために……ある。;んあッ、だめだッ母様、俺の身体に、オイルを塗るなんてっ……！　だって穢れた俺なんぞ、機械油にまみれてりゃあいいんだぁぁぁぁっ！;は、浜辺で回収されたダークマター……海の中にあったものなら、海の記憶を保持してるはず。う、うちのギルドの連中には、内緒だぞ……！;な、波の音は……俺の子守唄だ。どうしようもねえ俺に、母様はいつだって、優しく歌ってくれた……波の音にだけ耳を傾けてりゃ……幸せだった。;よくぞいらした、このヘパイストスが何でも叶え……失礼、創造者からの緊急通信を確認しました。「ハードルを上げるな」とのことです。;母様、ちゃんと日焼け止めは塗ったのか？肌が荒れちまう……ん、塗ってほしい？　それは……我が創造者が怒りますので。;この鋼の肉体は、ヘパイストスの理想の極み！　さあ、今こそ御覧じろ！　サマーオーシャンモード、トランスフォーム！　ガッキィィィン！;実は創造者からの入力情報が乏しく、バカンスに対する理想的な反応に、疑念が生じています。理想の夏を、私は出力できておりますか？;創造者は「夏」というものに戸惑いながらも、本当は楽しみにされている御様子。遠隔ではなく、皆様と共に、遊ばれれば良いと思うのですが……。;機能の不具合に対し、それを誉として生きる者。創造者の理想でしかない私には、到底理解が……叶いません。;マシンボディ表層にオイルの塗布を確認しました。現状況下での、最適なアクションを検索中……ああ、思う存分やってくれ！この俺に恥ずべき場所などないからな！　……正解でしたか？;私もヘパイストスとして、理想の海を楽しみましょう。それが、我が創造者の望みであれば……さあ行くぞ、このヘパイストスに着いて来い！;はいはい、出張保健室はこっちだぜ、っと……ケガか、病気か？　それとももしや、シンノウ先生に会いに来てくれた、かな？;水分、ちゃんと摂ってるか？　ほら、飲んどきな。こまめな水分補給に日陰での十分な休息。忘れずにやっときな。お注射は、嫌だろう？;昔はただガムシャラに駆けずり回っていたもんだ。何もかもが何とかなると子供みたいに信じてた……いや何でもないさ。　ちょっと、思い出しただけだ。;まったく、夏のルチャだかなんだか知らんが、あいつめ。相変わらず、命を削って動きやがって……オレが言えた義理じゃあないかもだが、よ。;んっ……あいつも無茶な改造で身体に負担を……？　誰も彼もうちの生徒は無茶ばかりして……先生、どうしたもんだか、な？;わっ、だからオレの体にゃ触るなってば！この格好、ちょいと刺激が強すぎたか？　……っておい！？　マジで体が痺れてきたあ？　言わんこっちゃねえ！;自然の中には危険と毒がいっぱいなのさ。無闇に何でも手なんか出すなよ？　もっと痛ーい治療が待ってるからなっ。;海には、多くの有毒生物が生息している。それがたとえ電子の海だって、例外じゃあない。何事にも警戒警戒。お兄さんとの約束だ。;ようこそいらっしゃい！　大歓迎だグラシアス！　サイン？　ハグ？ファンの為ならなんだって！　おっと交換もやってるから安心しな、アミーゴ！;夏空の下で随分沈んだ顔をしてるじゃないか。「陽はまた昇る」、そんな言葉もあるんだろ？　さあ、オレと一緒に遊ぼうぜ！;ビーチに来ると、ファンのみんなに囲まれちまうからさ。だからこうして２人きりなんていつぶりだろうな。たくさん楽しませてもらうぜ？　グラシアス！;ずっと下見て、失くしたものを探してるのかい……オーケー。だけど時には別の方を向くのもいいだろ。輝いていた、別の何かに気付けるかもだぜ。;軍医殿にはいつも、体を大事にしろって言われる。だけどそれだけじゃ届かない場所があるんだ、ごめんな。だけどその気持ち……嬉しかったよ。;ああ……その手のひらにも伝わったかい。オレの奥で高鳴っている、熱い鼓動が届いたかい。夏の思い出……みんなには内緒だぜ、アミーゴ。;照りつけるギラギラの太陽……ああっ、最高だぜ！　この胸がより熱く、強く跳ねている！　夏こそオレの季節に違いない！　アミーゴ！;普段長期休みはルチャの興行で忙しいからな。遊びにこんな飛び回れるのは、久しぶりだぜ。ま、いつだってどこだってオレがルチャドールなのは、変わらないけどな！;さあさあいらっしゃい！　仕事の報酬はこちら～。集めたブツはこちらで引きとらせてもらうよ。　よく働いた、学園の先輩として……褒めてやる。;海で浮かれて騒いだ輩の、後片付けが仕事とは……まったく面倒なことこの上ない。おや、その割には少し楽しそうじゃないかい。ちゃんと新しい水着も着ちゃってさ、ねえ？;水着……フン、それがどうした。必要だから、着ているまでだ……。　おやおや、その割に心拍数が上がったような。キミに見られて照れてるようだよ？　フフフッ。;生憎だけど、ボクのセンサーは釣り針なんて関知してない。探すのを止めたら見つかる、なーんてそんな話も良く聞くけどネ？　……ああ、掃除の時にはよくある話だ。;ふぅん……良くできたマシンボディじゃないか。あの御同輩たちへ何か感想はあるかい、バディ？　理想的に駆動する心身……ただそれだけのものだろう。だが、オレも……いつかは欲しがったものだった。;さあ新入り君、マシンオイルを塗ってくれ給え。冷却効果があるのだよ……ほら、バディも頼んでは？　オレには人間用のオイルで構わん。背中は任せた……頼んで、いいな。;清掃依頼の対象は此処のおかしな海域だ。　ヤッバ～イ何かが、流れ着いちゃってるかもね。たとえば異世界からの漂流物、とかさっ？;うぅーん、暑い。暑い。暑いなぁ……。ジリジリ直射日光に照らされて……ああっ。ネズミ黙れ、余計に暑い……これが終わったら全身のクールダウンを実行する。